復興特別所得税

昨年11月に「東日本大震災からの復興のための施策を実施するために
必要な財源の確保に関する特別措置法」が成立したことを受け、
2013年1月1日より「復興特別所得税」が課されることとなりますので
お知らせいたします。
本税制により、2013年1月1日から2037年12月31日までの25年間、預金利息、
FX取引の利益、投資信託の譲渡益や分配金の所得税額に対しても、
2.1%の復興特別所得税が課されることになります。

生活保護申請で女性に誓約書 「異性との生活禁止」

 京都府宇治市の職員が、生活保護を申請した母子世帯の女性に対し、異性と生活することを禁止したり、妊娠出産した場合は生活保護に頼らないことを誓わせたりする誓約書に署名させていたことが13日、分かった。市によると、誓約書は、ケースワーカーが個人的に作成し、母子世帯のほか、外国人などへの誓約事項を列挙。「日本語を理解しないのは自己責任。仕事が見つからないとの言い訳は認められない」とも書かれていた。

(引用)BRICsとは

BRICsとは、B(ブラジル)・R(ロシア)・I(インド)・C(チャイナ=中国)の4カ国を表します(最後のsは英語で複数形を表すs)。現在の発展途上国の中で、21世紀に大きな経済成長が見込まれるのが、ブラジル・ロシア・インド・中国の4カ国だと、米国の証券会社「ゴールドマンサックス」が名付けたのが語源となっています。BRICs諸国には

・国土が広大で、天然資源が豊富である
・人口が多く、若い労働力が豊富にある
・労働力単価が安く、低コストで製品を生産できる
・人口が多いので、市場としても有望である

などの、経済発展が見込まれる理由の共通項があります。そして経済成長のスタイルを細かく分析してみると、BRICs4カ国は2つのタイプに分けられます。

ひとつは生産力(労働力)を武器にする中国とインドです。既に日本でも「made in China」の製品が溢れ返っている事からも分かるように、中国は安い労働力を武器に、日本やアメリカ等の先進国の工業製品の生産を請け負い「世界の工場」と呼ばれるまでになりました。そして、中国と似た経済発展を遂げつつあるのが、やはり労働力が安価で豊富なインドです。この二カ国は、先進国の生産工場としての機能を満たす事で、近年の高度成長を成し得ているのです。

対照的にロシアとブラジルは、この二カ国と全く異なるスタイルで経済成長を続けています。ロシアは原油(石油)や天然ガスの生産高が世界一で、ブラジルも鉄鉱石の輸出量が世界一を誇っているなど、豊富な天然資源の輸出が、高度成長を支えています。特に近年は、原油を筆頭に資源商品の市場価格が高騰の一途を辿っており、当面はその傾向が続くと見られています。ロシアとブラジルは、当分の間は資源商品の輸出によって潤うだろうと予測されています。

そしてBRICs諸国は、ブラジル以外の3カ国は国が為替介入を行って、世界の基軸通貨と言えるアメリカドルとの為替レートを安定化させるよう勤めています。それぞれスタイルは異なっても、BRICs諸国が輸出産業によって経済成長を続けており、為替レートがドル安になれば、利益が大幅に減ってしまいます。その為ブラジル以外の三カ国は「ドル買い=自国通貨売り」の為替介入を随時行う事で、輸出が増えて為替がドル安になることを防いでいます。

当然アメリカは、為替介入を止めるよう圧力を掛けているのですが、3ヶ国側は自国が先進国の仲間入りが出来る位にまで経済発展を遂げるまでは、介入を止めたりはしないでしょう。戦後の日本が歩んだ道と同じで、まずは為替レートを固定して輸出産業を中心に経済を十分に潤してから、変動相場制(市場原理に任せた為替レート)に移行する事でしょう。

引用元)http://www.brics-jp.com/

注意すべきは、ネット上に溢れる情報に於ける極端な「楽観論」も「悲観論」も、総じて信じてはいけない!と言う事です。嘘八百ばかりです。

図説 BRICS経済 台頭するブラジル、ロシア、インド、中国のすべて

図説 BRICS経済 台頭するブラジル、ロシア、インド、中国のすべて

12/31青山繁晴の緊急提言







▽大晦日は、関西テレビの特別番組「青山繁晴の緊急提言 世界は動く!正念場の日本〜明日のニッポンを子どもたちと考える〜」が午後3時から4時15分まで放送されます。

ぼくが初めて「メイン・パーソナリティ」を務めます。 スタジオには、10歳から18歳までの小中高生を招き、質問に答え、対話します。
大人のパネラーも、水道橋博士海原やすよ・ともこさん、滝沢沙織さんが質問などをされ、進行役は山里亮太さんと関テレの杉本なつみアナです。

これは12月28日に、ぶっつけ本番で収録がありました。
最初の北朝鮮金正日総書記死去をめぐるコーナーが終わったところで、ディレクターから「青山さん、信じがたいでしょうが、すでに18分押しています」という衝撃のひとことが、苦笑とともに耳打ちされました。
「押す」というのは、テレビ用語では、予定の時間より遅れていることです。(ちなみに予定より早く進行していると、「巻いている」となります)

ふつうの番組収録では、時間に合わせて進めることが何より欠かせないのです。
しかし、この特別番組ではあらかじめ「段取りがどう、よりも、この祖国をどうするのかという熱気を大事にしよう」と関テレのプロデューサーやディレクター陣と話しあっていました。
そ、それでも最初から18分も押していると、収録が完結しない…。

ところが、そのあとの福島原子力災害をめぐるコーナーでも、大阪都構想のコーナーでも、TPPのコーナーでも、そして拉致問題のコーナーでも勢いが止まらず、どんどん行ってしまいました。

少年少女にも読んでほしいと出した新刊「ぼくらの祖国」が3年半の苦渋のあとに世に出た、ちょうどその時に、青少年とぶっつけ本番で一緒に考える番組が偶然にも収録となった、その不思議な巡りあわせに、胸のうちですこし感激し、深く感謝していました。

それにしても、スタジオに集まってくれた少年少女の眼の輝きに励まされ、何より、その質問がしっかりしていること、ちゃんと自分の意見を持っていること、他人からの借り物ではない本物の問題意識を抱いていること、そして「すべてのニュースは根っこで繋がっている。だからこそ、自分の頭で考えよう」という、ぼくなりのささやかなメッセージが、ちゃんと少年少女に届いて理解されたことに、こころの底から、感嘆し、こころの底から嬉しかったのです。

こんな経験は初めてです。テレビ番組の収録で勇気づけられた。
こんな立派な少年少女がいるのだから、みなさん、本気で日本は大丈夫です。

大人のパネラーも、かつて関西テレビの「2時わくっ」という番組で一緒だった海原やすよ・ともこさんが、もうテレビということも忘れた感じで身を乗り出して熱心に聴いてくれたり、楽しかったです。

生放送ではなく編集されますが、少年少女の素晴らしさが伝わることを、願います。
もしもよろしければ、少年少女のためにも視てください。

http://blog.goo.ne.jp/shiaoyama_july/ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ]