(引用)松本復興相事件

松本復興相が、東北におもむき、暴言の限りを尽くした。
発言の内容はここに書きたくない。記事すら汚れそうだ。これまで首相の言動といい、文部大臣はじめ、閣僚の発言といい、「なんということか!」と思うことが多かったが、それにとどめを刺したと行っても良いだろう.

「工夫する奴は助けてやるが、工夫しない奴は助けない」
「大臣が来ているのに、知事が遅れてどうする!」
「県内をまとめてからやってこい」

地震の災害で多くの犠牲者を出し、苦しんでいる人たちへの言葉か!
・・・・・・・・・
日本を指導している今の政府は、松本大臣以外の人も含めて「日本国民の誰より人格が低い」ことが明らかになった。

原発で政府発表のウソが続き、多くの国民が被曝し、子供たちが被曝した。どうしてこのようになるのか?なにが「利権」なのかと考えてきたが、利権でも何でもなく、単に人格が極端に低かったのだ。

これほど人格の低い人は日本にはほとんどいないので、多くの人が「なぜ、政府はウソをつくのか?」と首をかしげていたが、こんなことだったのか!

閣僚は飛び抜けて人格が低いのだ。ああ!

かくなる上は、内閣総辞職はもちろん、閣僚を人選した首相、首相を選んだ民主党議員は、即時、全員、議員を辞職すべきである.
あまりにも酷い。これではなにを議論しても、検討しても、まったく無意味である.
人間として最低の人間が大臣であることは許されない。
今回の発言は「釈明すれば許される」というものではない、文部大臣の20ミリシーベルト発言とともに、国民を殺すものである。
こんなことを許して日本の民主主義、日本人の誇りが守れるはずもない.
松本復興相が辞任して済まされる問題ではない。民主党議員は全員が自ら意を決して欲しい.
平成23年7月4日 午後6時 執筆)                武田邦彦